郡山の質屋からおトク情報発信中 「質屋情報」記事一覧

知っているようで知らない「質屋」の話 vol.2

2017年08月22日

世界初の回転ベゼル搭載 ロレックス サブマリーナー

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5月から始まった郡山の質屋「ブレラ質アキヤマ」の新コラム、第2回をお届けします。今日も、「知っているようで知らない質屋」の話にぜひお付き合いください。

今回のテーマは「ロレックス サブマリーナー※」。高級腕時計の代名詞といっても過言ではないロレックスの数あるモデルのひとつで、ダイバーズウォッチの代表格として人気を博しています。当店でも、116610LVの問い合わせが非常に多くなっています。

まずは、サブマリーナーの基本情報からお伝えしましょう。サブマリーナーが誕生したのは1953年。100m(330フィート)防水を備えた、回転ベゼル搭載の腕時計として世界で初めて製品化されました。今でこそ300m防水が珍しくありませんが、当時は100m防水でも十分に画期的でした。

そもそも、ダイバーズウォッチの本来の用途とは何でしょうか。まず、潜水作業を行うダイバーが水の中で正確な時刻を知ること。もちろん、それだけが目的ではありません。酸素ボンベを背負って海に深く潜るダイバーにとって、「潜水時間の計測」は必要不可欠。まさに、ダイバーの命を握る時計であり、"スポーツウォッチの一種"とひとくくりには語れないのがダイバーズウォッチといえるでしょう。

ちなみに、開発の背景には、アマチュアダイバーだった当時のロレックスの社長による助言があったと伝えられています。

※「サブマリーナ」と呼ばれることが多いですが、ROLEXの公式サイトでは「SUBMARINER」=「サブマリーナー」と表記されています。本コラムでも「サブマリーナー」としています。


サブマリーナーはミドサブにご注目!

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その使用目的から、防水性や計測機能など、性能やメカニズム面が重視されがちなダイバーズウォッチ。しかし、1954年にバーゼルフェアで公式発表された「Ref.6204」の外装デザインを見ると、半世紀以上経った現在も大きな変化がないことに驚かされます。

サブマリーナーの人気の理由のひとつが、余分な装飾を排除したシンプルで精悍なデザインです。ダイバーズウォッチの王道という表現がぴったり。ダイバーだけでなく、ビジネスやプライベートに至るまで、タウン使いしている人が多いのもうなずけます。

誕生から50年以上にわたり、サブマリーナーは数々のバリエーションを展開し、私たちを魅了しています。ベゼル(ケース前面の外周部)の色によって雰囲気がガラリと変わるのも、サブマリーナーの特長のひとつ。機能とファッション性を両立したサブマリーナーは、換金性の高い時計としても注目されています。最近、相場が高騰していることもあり、皆さんの中にも、インターネットで、「グリーンダイヤル/116610LV、通称"ミドサブ"」や「ブルーダイヤル/116613LB、通称"青サブ"」の買取について調べたことがある方がいらっしゃるのではないでしょうか?サブマリーナーの中でも、ミドサブの人気が特に高くなっています。(続く)

知っているようで知らない「質屋」の話

2017年05月25日

知っていますか?"質屋"のこと

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今月より、郡山の質屋「ブレラ質アキヤマ」が新しいコラムをお届けすることになりました。

2014年11月から地域情報誌「まいみん彩」と当店のホームページで連載中の「ブレラ質アキヤマ 知るほど・なるほど」では、元小学校の先生と元薬剤師だった夫婦が質屋を始めるまでのいきさつや修行の様子、スタッフの紹介など、当店についてのあれこれをお届けしています。

こちらの新コラム「郡山の質屋からおトク情報発信中」のテーマはズバリ、知っているようで知らない「質屋」の話。質屋の仕組みや役立つ情報などを、わかりやすくお伝えしてまいります。

さて、皆さんにおたずねします。「質屋」とは、どんな商売をしているお店かご存知ですか?「質屋って何しているの?」「質屋に行ったら、どんな得なことがあるのか」「なんだか、よくわからないので行きづらい」という声が聞こえてきそうです。

皆さんも、幼稚園に通うくらいの子ども時代に「お店屋さんごっこ」をして遊んだ記憶があると思います。花屋、八百屋、パン屋などが定番ですね。でも、「僕、質屋さんをやるよ!」という子は、一人もいないのではないでしょうか。「〇〇屋」といえば幼稚園の子でもパッと連想できるのに、大人にさえもなじみが薄いのが「質屋」。これが現実です。


質屋とリサイクルショップの違いとは?

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それでも、「質屋を知っているよ」という一部の方は、次のようなイメージをお持ちです。

1)「品物を質入れして、お金を借りることができる店」...特に年配の方はこのようにおっしゃいますがその通りです!質屋には「質預かり」という質屋独自の取引があります。お客様は、金や宝飾品などの「品物」を質屋に預ける(これを、質入れといいます)と、お金を借りることができるというものです。たとえば「年金が入るまでのつなぎ資金に」「給料日前に、急に遊びに行くことになったのでお小遣いを借りる感覚で」など、「質預かり」を上手に利用されているお客様もいらっしゃいます。

2)「ブランド時計やバッグが売り買いできる店」...若い世代では、このようにおっしゃる方が多いですね。実際、郡山のブレラ質アキヤマには、お客様がお売りになったブランド物がたくさん並んでいます。気に入ったものがあれば、お買い上げいただくこともできます。

これだけ聞くと、「わかった!リサイクルショップだね」と言う方がいらっしゃいますが、質屋とリサイクルショップは似ているようで違います。「質屋」には1)でご説明した「質預かり」があるのに対し、リサイクルショップでできるのは「売買」のみ。質預かりであれば、お金を工面できるうえ、期日までにお金を返すと品物はちゃんと手元に戻ります。大切なものを手放すことなくお金を融通できるのは、質屋だけ!リサイクルショップと同じく売買もできますから、幅広いご相談に対応できます。