Brera質アキヤマ 知るほど・なるほど　「女性スタッフ活躍中！」記事一覧

買取専門店にはない質屋の魅力

質屋では、品物を預けてお金を借りることができます。これを、「質預かり」といいます。質預かりを利用されたお客様は、質屋から借りたお金を期日までに返済すると、預けていた商品がお手元に戻ってきます。つまり質屋は、給料日やボーナス前の「つなぎ」に使える便利なお店。期日は通常3ヵ月ですから、返済計画をゆっくり立てることも可能です。

質預かりの最大のメリットは、大切なものを手放すことなく、お金を融通できること。それだけではありません。万が一、返済できなかった場合は、預けていた品物を手放せばOK！　たとえば消費者金融からお金を借り、期日までに返すことができなかった場合はどうなるでしょう。当然、督促の連絡が来ます。質屋は、督促をしません。期日を過ぎてしまったら品物の所有権が質屋に移り、契約が完了するシンプルなシステム。それが質預かりです。

女性スタッフ3人、笑顔でがんばっています！

質屋は、お財布のお金がピンチになりがちな若い方のお役に立つ便利なお店です。ご年配の方だけでなく、若い方にもぜひ質屋を知ってほしい。利用してほしい。Brera質アキヤマに気軽に来店して相談してほしい。そのためにも、お店の雰囲気づくりは、質屋の商売をするうえでとっても大事な要素だと思っています。

現在、Brera質アキヤマの女性スタッフは、本柳（もとやなぎ）、大墨（おおすみ）、そして私の3人です。「Brera質アキヤマ＝女性スタッフがいるお店」というイメージを持たれているお客様もいらっしゃるのではないでしょうか。本柳と大墨は、2015年に1ヶ月違いで入社しました。年齢は違いますが、同期のようなものですね。2人ともブランドものが好きなうえ、笑顔で接客できる、質屋にぴったりな頼れる社員です。今も着々とキャリアを積む2人を見るたび、面接した当時を懐かしく思い出します。まずは、本柳。彼女自身に、当時を振り返ってもらいましょう。（続く）

薬剤師から質屋にキャリアチェンジ！

約5年間勤めた薬剤師のお仕事にも、私は大きなやりがいを感じていました。でも、心のどこかに「質屋」に対する想いが、静かに燃え続けていたのでしょう。だからこそ、小学校の先生と薬剤師の夫婦が、思い切ったキャリアチェンジに踏み切れたのだと思います。

質屋の商売としての知識がなかったため、まずは千葉県にある質屋で修業をしたことは、過去の社長のコラムでご紹介した通りです。通常は、学校を卒業してから質屋の修業を始める人が多い中、Brera質アキヤマは遅咲きの新参者。でも、私は遠回りをしたとは思っていません。一度、質屋ではない仕事に就いたことで、お客様の気持ちになって物事を考えることができるようになったとも思うのです。

一般的に、質屋は「古い」「暗い」「こわい」というイメージを持たれがちです。でも、それ以上に気になっていたのは、若い方ほど質屋を「知らない」ことでした。

解説！買取専門店と質屋の違い

特に若い方ほど、「買取専門店」は知っていても、「質屋」は知らないという人が大勢いらっしゃるようです。では、「買取専門店」と「質屋」は何が違うのでしょうか？

「買取専門店」は文字通り、お客様の持ち物を買い取る店です。不要になったブランドバッグや時計などを、お金に換えられます。実はこの買い取りのシステム、昔から質屋でも行われています。私たちも、商品知識や査定の技術をしっかり磨き、お客様をお待ちしています。

「買取専門店」と「質屋」の大きな違いですが、質屋は「買取」に加えて「預ける」ができるところにあります。お客様は、大切なものを手放すことなくお金を借りられる。これこそが、質屋ならではの魅力です。たとえば、給料日前でお財布がピンチのときの「ずっとほしかったレア物がネットオークションに出ている！」「週末のデート資金が足りない！」といったお悩みは、特に若い方に多いのではないでしょうか。そんなときは、商品を質屋に預けてお金を借りるという便利な方法があるんです。（続く）

Brera質アキヤマ店長の秋山です♪

これまで、コラム「質屋の社長 秋山実です」にもちょこちょこ登場していますが、改めて自己紹介させていただきます。Brera質アキヤマの店長の秋山江里子です。今回から社長コラムを少しお休みして、Brera質アキヤマの女性スタッフの活動についてお伝えしたいと思います。

当店の女性従業員は、私を含めて3名。男性は社長1人ですから、常連のお客様は「Brera質アキヤマ＝女性スタッフが多い店」という印象をお持ちかもしれませんね。実際、お店は明るくてフランクな雰囲気です。このコラムを読んで、「初めて質屋を利用してみようかな」「質屋がどんなものか、ちょっとのぞいてみよう」と思っている方にも、気軽に遊びに来ていただけると思います。

Brera質アキヤマは、元小学校の先生である夫と、元薬剤師である私たち夫婦がつくった新しい質屋です。そのきっかけとなったのは、私の実家。実は、質屋なんです。

質屋の娘に生まれて

ところで、皆さんの親御さんはどのようなお仕事をされているでしょうか。会社などにお勤めの方もいれば、農業や漁業に携わっている方、そして、私の実家のように商売をしている家など、さまざまだと思います。商売をしている家の場合、昔に比べると減っているかもしれませんが、子どもが店を継ぐケースがやはり多いようです。

幼い頃の私は、店に行って品物を見るのが楽しくてたまりませんでした。大きな宝石、ブランドバッグ、時計などの華やかな商品から、古そうな骨董品まで、ワクワクする品物がたくさんあったからです。きれいなもの、めずらしいものであふれた店は、私にとって大好きな場所。「大きくなったら、質屋さんになりたいな」という気持ちが自然に芽生えましたが、兄が店を継ぐことが決まっていました。小さい頃に抱いた夢は胸にしまって、手に職をつけるために大学で薬剤師の資格をとり、薬局に就職したのです。（続く）