海鮮丼と海絶景を堪能する 女川~牡鹿半島ドライブ
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海鮮丼と海絶景を堪能する 女川~牡鹿半島ドライブ
2017年10月21日
「おいしい海鮮丼を食べたい。そうだ、女川へ行こう!」と思い立って、宮城県牡鹿郡女川町の商業施設「シーパルピア女川 ハマテラス」に出かけました。2016年12月にオープンしたこの施設内には、海鮮丼がおいしいと評判の「お魚いちば おかせい」があります。休日には行列ができる人気店ですが、訪れたのは平日の14時頃だったので、すぐに店に入ることができました。早速、目当ての「女川丼」(写真)をいただきました。10種類以上のネタがぎっしりのっていて、そのどれもが鮮度抜群でおいしいこと!わざわざ来た甲斐がありました。このお店には、魚介を積み上げるようにのせた「特選女川丼」(お値段も女川丼の2倍)もあります。
おいしいごはんを食べた後、「シーパルピア女川」を散策しました。女川駅前から海に向かってレンガ道が開けており、その両側に様々な店があります。中庭や広場も整備されているので海を眺めながら寛いだり段ボールアートの作品を見たりしながら、のんびりとまち歩きを楽しみました。
レンガ道を歩いて女川駅に向かうと、駅舎前に足湯を発見。列車を待つ旅行者や地元の方が浸かっていました。私も仲間に入れていただき、埼玉県から旅行にいらしたご夫婦や災害公営住宅に住むおばあさんとおしゃべりをして、心も体もほっこり温まるひと時を過ごすごとができました。女川駅は日帰り温泉施設を併設しています。清潔で明るく休憩所もある施設なので、列車を待つ間にひと風呂浴びるのもおすすめです。
帰り道は牡鹿半島を廻って石巻に抜けることにしました。牡鹿半島はリアス式の入り組んだ海岸線が続き、カーブを曲がるごとに入り江が現れます。かつては入り江の漁村が趣のある雰囲気を醸し出していましたが、現在はたくさんの工事車両が作業をしています。高台には新しい集落が作られていました。とはいえ、海の美しさは変わりません。夕日が海面を染める景色は素晴らしいものでした。牡鹿半島には歩くとクックッと音がする十八成浜(くぐなりはま)や360度の大パノラマを望める御番所公園などの見どころもあります。途中で日が暮れてしまい、それらの場所を見ることができなかったのが残念でなりません。けれども、夜道を走っていると幾度も野生の鹿に出会い感激しました。
秋山質店のある郡山から女川町までは車で約3時間半、女川港から牡鹿半島南端のご番所公園までは約1時間半ほどです。日帰りのドライブも可能な距離ですので、お出かけしてはいかがでしょうか。
(画像提供:宮城県観光課/記事:島崎聖子)
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