がんばれ!東北!地域情報「2016年5月」記事一覧
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ポケモントレインに乗って 気仙沼にお出かけしてはいかが。
2016年05月22日
JR大船渡線で岩手県の一ノ関から宮城県の気仙沼に向かう間、ぼんやりと車窓を眺めていると、あちこちにポケモンキャラクターの姿が!いくつかの停車駅で、入り口や壁に絵が描かれていたり、ホームに人形が立っていたりするのです。気仙沼駅に到着すると、やっぱり、入り口にもポケモン像がありました。駅のチラシを見ると、JR一ノ関駅‐気仙沼駅間では、2016年9月25日まで土日祝を中心に、1日1往復、全席指定の「ポケモントレイン気仙沼号」を運行しているとありました。外装にも車内にもポケモンのキャラクターがたくさん描かれていて、プレイルームもあり、プレゼントも貰えて、とても楽しそうです。途中駅ではポケモンと写真撮影ができるフォトスポットやポケモンスタンプ台などを設置しており、スタンプラリーもあるそう。ポケモンと鉄道が好きなお子さんなら大喜び間違いなし!ではないでしょうか。
気仙沼駅に到着したのがお昼に近い時間だったので、駅の向かいにあるホテルパールシティ気仙沼でお昼ご飯を食べました。1階の「Cafe Restaurant & Bar INCENSE(インセンス)」でインセンスカレーをいただきました。香辛料と野菜や果物をたっぷり使っているのでしょうか、香りが高くフルーティーな味わいの本格的なカレーでした。赤いカレーや黒いカレーなどカレーは他にも数種あり、ハンバーグやスパゲティといった料理やデザートなどメニューも豊富です。ランチタイムにはコーヒーの割引やデザートのサービスもあるのも嬉しいところ。店内の雰囲気もとってもオシャレです。
久しぶりに気仙沼市を訪れたので、Gotto(ゴット)を買いに行きました。株式会社パルポーで創業時から販売している、気仙沼では有名なお菓子です。スポンジとサブレとパイを重ねたもので、チョコ味・抹茶味・紅茶味・コーヒー味の4種類があります。今回は春限定のさくら味も購入できました。本店の「パルポー エトワアル」のほかに、市内に2店ある支店「Keiki」でも販売しています。
気仙沼駅の近くでは災害公営住宅の建設が始まり、鉄道の路線をバスで走るBRTに乗り込む多くの人の姿が見られますが、東日本大震災から既に5年以上が過ぎています。被害を受けた地域が広大で平地が少ない沿岸部の復興は、本当に大変なことだと改めて実感しました。
気仙沼駅から再び列車に乗って一ノ関駅に戻り、新幹線の改札を入ると、ここにもポケモンがいました。秋山質店のある郡山から一ノ関までは、新幹線で約1時間です。気仙沼まで、ポケモントレインに乗って親子で旅をするのはいかがでしょうか。
(写真/記事:島崎聖子)
100余の鳥居と250万本の菜の花畑 宮城県白石市~角田市のドライブ!
2016年05月10日
5月の連休に宮城県の白石市と角田市をドライブしました。最初の目的地は、白石市街地から車で30分ほど、福島県境近くにある萬蔵稲荷神社です。駐車場に車を停めて、目を上げるとびっくり!目の前に赤い鳥居がずらりと並んでいます。参道には100基余りも鳥居があるそうです。赤い鳥居がトンネルのように連なる参道の美しいこと。京都の伏見稲荷大社のように大規模ではありませんが、山間にあるので新緑に包まれており清々しく静寂で、心が落ち着きます。奉納した人の名前を見たり、数を数えたりしながら鳥居をくぐり、木々の緑を眺めながら坂道を上ると、正面に本殿がありました。
境内には熱心に参拝をする年配の方々の人の姿がみられました。どの人も境内にある社殿をすべて巡り、一つ一つ丁寧に参拝をしています。鳥居がたくさん並んでいるのも願い事が叶ったお礼として鳥居を奉納したためですから、人々の信仰もご利益も大きいのでしょう。
次に向かったのは、角田市で4/29~5/5開催された「かくだ菜の花まつり」です。角田橋下流右岸の阿武隈川河川敷3.2haの畑に、約250万本の菜の花が植えられていました。一面菜の花に覆われた風景は壮観です。菜の花が黄色に輝いていて、太陽の光がここだけに集められたような明るさに満ちていました。花畑の中には通路や見晴らし台、テーブルとイスが設けられ、菜の花の中でのんびりと過ごすことができます。土手では凧揚げも行われていました。
「かくだ菜の花まつり」は、ゴールデンウィーク期間中に毎年開催されます。萬蔵稲荷神社は、東北道を利用すれば秋山質店のある郡山市内から車で1時間程度です。春には宮城県南の美しい風景を巡る、こんなドライブはいかがでしょう。
(写真/記事:島崎聖子)
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