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読んで納得!質屋さん活用術

知っているようで知らない「質屋」の話 vol.39
2025年06月02日
年に2回は
東京の催事でご接客

4月15日、ブレラ質アキヤマは創業18周年を迎えました。これもひとえにお客様、お取引先様のおかげです。改めて感謝申し上げます。今後も皆様に喜んでいただけるようにますます精進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
4月を振り返りますと、東京の新宿にある京王百貨店の「質流れ品大市」に出店しました。広い催事場に全国の質屋が集まり、質流れ品を販売する一大イベントです。たくさんのブランド品や宝石類が1つのフロアに集まるため、大勢のお客様で賑わいます。年に2回、私も催事期間中は1週間ほど東京に滞在します。がんばって準備したブランド品を挟んでご接客をしながら、東京のトレンドを肌で感じる貴重な機会でもあります。
休憩中や閉店後は、街に出てブランドショップを観察することもあります。新宿で見かけたロレックスの正規販売店では、お客様に整理券を配布して入店時間に制限を設けていました。メーカーの方でも値上げを実施したのでロレックスの入手はより困難になっています。こうした販売店やメーカーの動きの背景にあるのは「転売対策」です。いわゆる"転売ヤー"に「ロレックスを買っても旨味がない」と思わせる狙いがあるようです。
ちなみに偽ロレックスにも要注意です。デイトナやサブマリーナーなどの人気モデルのニセモノ、時計以外ではシャネルやエルメスのバッグもニセモノが出回っています。ときにはニセモノが質屋に持ち込まれることもあるため、質屋側も対策に取り組む団体を組織し、活動をしています。東京の「質流れ品大市」は質屋同士が顔を合わせるまたとない機会ですから、偽ブランド品について情報交換し、傾向と対策を練っています。いうまでもなく、偽ブランド品を製造する、売る、輸入するといった行為は違法です。商標法、不正競争防止法、著作権法、関税法、詐欺罪などに触れる恐れがあります。私は偽ブランド品の情報を見聞きするたび、犯罪に対する怒り以上にブランドの価値が傷つけられていると感じ、悲しくなってしまいます。この世から偽ブランド品がなくなることを願うばかりです。
シリアスな話はこれくらいにして、東京の催事でもひときわ輝いていたブランド「カルティエ」についてお話ししたいと思います。
再注目したい
「カルティエ」の魅力

ジュエリー、皮革製品、時計などで知られる老舗ブランド「カルティエ(Cartier)」は1847年、ルイ・フランソワ・カルティエによってパリで創業されました。1847年の日本は弘化4年、第12代将軍の徳川 家慶(いえよし)の時代です。ここ最近になってさらにカルティエに熱い視線が注がれているのには、いくつか理由があるようです。
まずはカルティエのアイコンのひとつ「トリニティ」コレクションが2024年に100周年を迎えました。表参道では記念イベント「TRINITY 100」が開催され、多くのファッション誌やSNSで話題になりました。2024年に発売された「サントス デュモン リワインド」は「リワインド(rewind)=巻き戻し」の名の通り、逆方向に針が動く時計として世界を驚かせました。バングルのようなルックスの「リフレクション ドゥ カルティエ」は、鏡面仕上げの美しいデザインが評判になりました。"落ち着いた大人のブランド"のイメージで語られることが多いカルティエですが、新しいコレクションは既存のユーザーから若い方まで広い世代に響いたのではないでしょうか。現在、開催中のEXPO 2025 大阪・関西万博にある「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」も一見の価値がありそうです。
「トリニティ」「ラブ」「タンク」といった定番コレクションを展開し、老舗ブランドならではの品格を保ち続ける一方で、時代の流れを敏感に察知し、あっと言わせる斬新なコレクションを生み出すカルティエ。不安定で不穏な今だからこそ、カルティエを身に付けることで安心し、心が満たされるのかもしれませんね。
とはいっても、新品のカルティエはなかなかのお値段です。素敵な中古カルティエとの出会いをお求めの方、お手持ちのカルティエの質預かりや売却をお考えの方は、ぜひブレラ質アキヤマに遊びに来てください。
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