Brera質アキヤマ 知るほど・なるほど 「2017年12月」記事一覧
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質屋の社長 秋山実です Vol.19
2017年12月09日
中古の良さ その2「中古ならではの味わいがある」
中古に抵抗を感じない娘さんは、「新品より安く買えるお得感」はもちろん、「年月が経って、こなれ感が出たものが逆に好みなの」と言います。新品が好きな人がいる一方で、中古に価値を見いだすのも個人の感性ですね。そういえば、古着を着こなしている人って、おしゃれ上級者の方が多いと思いませんか?お部屋にアンティークのインテリアを置く人は、新品にはない魅力を見いだしているからに違いありません。
たしかに、人の手や肌に触れ、使い込まれたモノには深い味わいがあります。わかりやすい例でいえば、革。素材や種類にもよりますが、革は何年も使い続けることで色味が深まり、手触りも柔らかくなります。新品の革に、いきなり年月を経た"こなれ感"を求めても無理な話なのです。質屋で中古を手に入れることは、時間をかける労力なしに味わいのあるアイテムを手に入れることを意味します。
中古の良さ その3「気軽に身に付けられる」
中古の良さとは、何といっても価格の安さ。そして、中古ならではの味わい。そして、第3の中古の良さをご紹介するなら、気軽に身に付けられることだと思います。バッグであれ、腕時計であれ、ジュエリーであれ、ブランド品が欲しくても「新品のブランド物を身につけると、浮いてしまいそう......」と身構えてしまう方がいらっしゃいます。その点、中古ならあまり抵抗を感じずにすむはずです。
あこがれのブランド物を手に入れたら、ぜひそれを持ってお出掛けしてください。周囲の人が、あなたが持つブランド品を見た場合も、もともと新品で買ったものが使い込まれているのか、あるいは質屋で中古を買ったのか、わざわざ判別することはありません。きっと、「そのバッグ、すごく素敵!」「そんな時計を持っていたの?僕にも見せて」と声を掛けられることでしょう。
質屋で中古を見つけるのは宝探しであり、賢い買い物でもあるのです。(続く)
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